にちにち日記

ゴーリキイの戯曲の「どん底」、お芝居になったり映画になったり、新宿には「どん底」という有名な居酒屋もある。
長崎にも思案橋の入り口にパブのような「どん底」というお店があった。

お芝居や映画や居酒屋の「どん底」が流行ったころは、まだ世の中元気だった。

スナックがだんだん暇になってきた頃、9階（私は11Ｆ）でスナックをしていたゲイのしんちゃんの店に行き「今が底かな」と嘆いたら、私の五島弁のイントネーションを真似して「あ～ら、まだまだひどくなるわよぉ」と返ってきた。
（しんちゃんも店を閉めてせんべいやでおせんべいを焼いていると聞いている。）

大当たりだった。

給料は上がらないのに物価の値上げ、高税金、じわじわと生活が脅かされる。

夜の街の銅座も人が歩いていない。
おかげで早く帰される。

どうにかなって行くんだろうけれど、楽しくないね、最近。


昨日の朝ホテルバイト中、どん底ね、今は、、、と思っていたら↑なことを思ったので、書いてみた。

「どん底」という名前の店を今出したらしゃれにもならねぇ　　　ね。