2008年07月17日

この夏 遠藤周作を読む

今までは暑気払いにサイコサスペンスを読んでいたけれど(ある1年だけはエロ作家になろうと思って、勉強のためエロエロ文庫本を読んだ。  が、  こんな描写は絶対出来ないし、ありえないよこんなのと思ったし、なんてったって暑く苦しいので、やめた。)、そのサイコサスペンスも最近は面白いと思わなくなってきた。

ふらふらと古本屋で何かないかなと見ていたら!

先月、「長崎の文学」の講座で遠藤周作氏が長崎の街を-古い葡萄酒の味がした-と表現した文章を思い出し、十数年ぶりに氏の本を手にした。

長崎の街を古い葡萄酒なんて、なんて素敵なんでしょう。
古い葡萄酒なんて飲んだこともなく、よしのスナック時代に県のラグビー部が安いワインを山ほど持ち込んできて、店中ワインのにおいがして閉口したことがあったし、吉ちゃんはその安ワインをゲロの前のすっぱさみたいだと言ったものだから、例え高級ワインでも、1杯で十分と思っている。こんな経験しかない私には絶対出来ないことです。

ちなみに、私が3年前県の「美しい町審議会」の審議委員の一般公募に応募したときの小論文には、応募するにあたって長崎の街を歩いてみたら、いろんな国の味がして、これぞ長崎ちゃんぽんの街、なんてことを書いた。

古い葡萄酒とちゃんぽんじゃねぇ。。。。。。。


遠藤周作氏の文章はいいですね。  すぅっと脳にしみこんでいく。



Posted by ぼたん at 11:40│Comments(0)
 
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